酒店を営まれているK邸のリフォームで、もっとも変化したのは動線です。住居のリビングを店舗に隣接させ、すぐに店に出られる設計に。リビングがお客さまをおもてなしする場にもなりました。店舗部分は梁を見せることで、開放感とともに重厚感も演出。外観は街並みに合わせ、趣きのあるデザインに仕上げています。住居部分はお嬢さま一家との同居を考えて、大幅に間取りを変更。2間あった和室を活用して誕生した和室付きのLDKには、くつろぎ感が漂っています。お嬢さまがパン教室を開かれていることから、水まわり設備は使いやすさを重視して厳選。収納も充実させ、独立したキッチンを据えた周囲には、2面にたっぷりの収納キャビネットを備えました。また、通り抜けできる洗面室など回遊性を高めるほか、物干しスペースも新設。家事のスピードアップが図りやすくなりました。次世代が喜んで受け継ぎたくなる明るい住まいです。